メイン

ゲーム アーカイブ

目かくしゲーム

これから紹介するのは、子供たちの想像力をかきたてるゲームです。

目かくしは、私たちの先入観をとりのぞき、まわりをとりまく世界をすなおに見せてくれます。

私たちは「視覚」を一番のたよりとして生きています。

その「視覚」をとりのぞくと、ふだん使うことの少ない聴覚や触覚、嗅覚などがよみがえってくるのです。

自分の耳や指先、鼻などを通じた感覚がとぎすまされ、目を開いていた時の心のモヤがすっと晴れるような気持ちになることでしょう。

初めて目かくしゲームをした時のことを私ははっきりと覚えています。

小川への小道をくだり、膝まで水の中に入ると、まわりにはしぶきがあがり、水が勢いよく流れているのがわかりました。

「流れに身をまかせて浮かんでごらん」とうながされて、私はためしてみることにしました。

最初はおそるおそる水の中に入っていったのでしたが、すぐに緊張がとれて、流れにただようことができるようになりました。

私の耳もとにはジャブジャブ、ゴーゴーという水の音や、ゴポゴポという泡の音がすばらしい音楽となって伝わってきて、もう、うれしくてたまりませんでした。

水の流れがこんなにすてきなものだったと、私はこの時初めて知ったのでした。

kawa.jpg

目かくしゲーム その2

このゲームをするのは、特によく知っている安全な小川があれば別ですが、この章に収めた目かくしゲームで練習してからのほうがよいでしょう。

目かくし歩きはとても簡単です。

子供とおとな、または子供どうしのペアをつくります。

最初にどちらがリーダーになり、どちらが目かくしするかを決めます。

リーダーは、足もとの倒木や枝に注意しながら、パートナーを魅力的なルートに案内するのです。

手をとっていろいろなものにさわらせたり、不思議な音やかわった匂いのする所へつれていってください。

mori03.jpg

わたしの木

これも2人以上でするゲームです。

まずペアをつくって、パートナーに目かくしをします。

そして森の中であなたが1番気にいった木の所へつれて行ってください。

(その木までの距離は、パートナーの年齢や方向をさぐる能力にもよりますが、小さい子供をのぞけば20~30mでもそう遠くは感じません)

次に、目かくしをした子供が木のまわりをさぐり、その特徴をつかむのを手伝ってあげましょう。

なるべく具体的なヒントを与えたほうがいいようです。

たとえば「どんな感じがする?」と聞くより「ほっぺたで木にさわってごらん」と言ったほうがずっと興味をひきます。

「木を調べてごらん」と言うかわりに、「この木は枯れ木かな?」

「両手でかかえられるかな?」

「この木は何歳ぐらいだと思う?」

「木の皮に何か生えているかな?」

「動物がすんでいるだろうか?」

「コケがついているかな?」

「虫がいる?」などのヒントがいいでしょう。

パートナーが木を十分調べたらもとの場所へつれて帰りますが、まっすぐもどってはいけません。

(ゲームを盛り上げるためには、仮想の倒木をまたいだり、ちょっとしたやぶをくぐらせたりします)

最後に目かくしをとり、さっきの木を探させます。

子供たちは、自分の木を探すうちに、森の木は1本1本特徴をもっていることに気づくはずです。

自分の木が見つけられたら、その子にとっては生涯忘れられない経験となるでしょう。

目かくしトレイル

目かくしをし、ロープをたよりに、数珠つなぎになって歩く人たちのようすは、まるで砂漠をさまよう隊商のようです。

このゲームの中で、かわった音や不思議な匂い、おもしろい形に満ちた世界を旅した人は、だれもが次には目をあけて道をたどってみたくなることでしょう。

おもしろい目かくしトレイルをつくるには、いろいろな体験ができる場所を見つけることが必要です。

望ましい目かくしトレイルの例を上げれば、次のようなものになります。

日の当たらない森の小道をたどり、コケにおおわれた倒木をまたぐと、ミツバチがブンブンと羽音をたてるような日当たりのよい場所に出る。

こんどは、背丈ほどのマツの木が枝をびっしり並べている下を、腹ばいになって歩く。

手のひらや膝の下で、乾いてつやつやしたマツの葉がパチパチと音をたてて折れるのを感じる。

やがて、湿地の植物の匂いや、びっくりして逃げまわるカモの声が聞こえ、池のそばに着いたことに気づく・・・。

本格的な目かくしトレイルは、準備するのにかなりの時間を要します。

けれども、急ごしらえのものでも十分に楽しむことができます。

ただ、おさえておくべき重要なポイントがあります。

それは、バラエティー、テーマ、ミステリーの3つの要素です。

バラエティーをつくり出すには、さわったり、聞いたり、匂いをかいだり、いろいろな感覚を使うようにすること、そして、1つの感覚の中でも対照的な組み合わせを用意することです。

ざらざらした岩となめらかな岩、しなやかな若葉と乾いてパリパリした枯れ葉、しめった霧の匂いと春の風・・・などがその例です。

目かくしトレイル その2

近くにかわった匂いのするものがある時は、ロープに結び目をつくって教えてあげましょう。

さらに、地面すれすれの所や頭の上におもしろいものがある時は、それに接するようにロープを上げるか
下げるかしておくのもよい方法です。

また、何かのテーマを決めておくと、子供たちは、このいろいろな体験を心の中でまとめる事ができます。

出発の前にテーマを知らせておくと、さらに効果的です。

テーマとして考えられるのは、「木の見分けかた」「動物のくらしをさぐる」「森の微気候観測」などです。

ミステリーの要素を加えるのは簡単です。

普通にはないものならなんでもミステリーになります。

たとえば、ロープが途中で枝分力れしていたり、その先が木の洞の中にもぐっていったりするようにしておけば、子供たちがどんなに不思議がるか見ものです。

トレイルを設置する時には、ロープの左右どちら側を歩くかをえておき、必ずそちらを歩くように言いましょう。

また、近くに危険な植物や動物がないかどうか、確かめておく必要があります。

静かに、五感をとぎすまして歩くこと。

これがこのゲームで大なよろこびを得るコツです。

ゲームに先立って、お話を聞かせたり落ち着いた遊びをするとよいでしょう。

たとえば、子供の手をとて木の幹を抱きかかえさせて、木の大きさや樹皮の感触を確かめさせたり、葉の匂いをかがせたりして、歩き方のヒントを与えるのです。

そうすれば子供たちは、わいわい騒いだり、走ってトレイルを1周してしまうようなことはありません。

目かくしトレイルは、私の1番好きなゲームのひとつです。

このゲームは、自然を体験するどんな場合にも必要な"感受性"を身につけさせてくれるからです。

ロールプレイ

あなたは風にのってふわふわ落ちてくるタンポポの種子です。

次は木になってみましょう。

吹いたりやんだりする風が、1番高い枝をゆらゆらと揺すります。

こんどは花におおわれた森の広場をはねまわるキツネの子供です。

次はほら穴の中で冬眠中のクマになってみましょう・・・。

ロールプレイは、自然の中に生きるものたちの姿やしぐさをまねるゲームです。

彼らの性質や雰囲気に倣いながら、まるで自分自身がその生きものになってしまったように行動することを目的としています。

私たちが生きものたちとの出会いを楽しむためには、先入観を捨て去って、その感情を読み取る能力と、感情移入する能力とが必要となります。

tane.jpg

ロールプレイ その2

ためしに動物でも草でも木でも、または岩や山でも、何でもいいですから自分の好きなものを選んでそれになりきってみましょう。

まず、体を使ってそれらしくまねしてみます。

次に、目をつぶってその生きものになったと想像してみましょう。

その時どんな動きをしたらよいでしょうか?

どんな気持ちになっているでしょうか?

あなたはキツネです。

真綿のようにやわらかな雪の上をかけまわると、その冷たさが足の裏にじんじんと伝わってきます。

厚い毛皮はあなたを氷のような冷たい風から守ってくれますが、食べものはどこにも見つからず空っぽのお腹はグルグル鳴っています。

ネズミが雪の中をちょこちょこと走りまわるのを見たあなたは、少し歩いては立ち止まり、凍った草の中に鼻をつっこんで、ネズミをつかまえようとすることでしょう。

身も心もすっかりその生きものになりきってしまったならば、それだけその特徴や感情がよくわかるようになります。

言いかえれば、その対象に集中すれば集中するほど、一体感と共感をともなって自然を理解することができるということです。

ロールプレイ その3

初めてこのゲームをやろうとする人にとっては、タンポポの種子や風に揺れる木は最も扱いやすい題材でしょう。

ヘビやナメクジのようにゆっくりと動きまわる動物にもなってみましょう。

また、たとえばブナの木の一生を演じてみるとします。

まず地面に落ちた種子が成長してそのうちに力強い大木となり、やがて枯れて倒れ、もとの土へもどります。

ブナの木の一生も、わずか1、2分で演じられるはずです。

ロールプレイは、何人かでいっしょに行うこともできます。

まわりの人たちみんながやっているのですから恥ずかしがらずにできるでしょう。

ロールプレイに自信がつき、十分集中できるようになったら、もっと複雑な題材に取り組みましょう。

コガモの群れが、湿原のアシ原の上にさしかかり、右へ左ヘカーブしたり、上へ向かって旋回したり、自由自在に飛びまわっています。

1羽1羽がリーダーに従い、まるで群れ全体が1羽の鳥のような動きをしています。

それでは、最後に、なめらかな水面の上に静かに着水してごらんなさい。

次は気分をかえてみましょう。

ある川にダムをつくるべきかどうかについて公聴会が開かれています。

それぞれの立場を代表する発言者がやってきました。

農民、猟師、サケ、マス、シカ、ヤマナラシの木、アメンボ、カワセミ、蚊などの他、このダムで影響を受けるあらゆる生きものたちです。

ロールプレイでは、やり方の上手下手を批評するのではなく、参加者ひとりひとりが自分のペースでその題材に取り組むことができるような雰囲気をつくることが大切です。

他の人とくらべられたり、競争させられたりする恐れのないように注意してください。

About ゲーム

ブログ「地球に生まれました」のカテゴリ「ゲーム」に投稿されたすべてのエントリのアーカイブのページです。新しい順番に並んでいます。

他にも多くのエントリがあります。メインページアーカイブページも見てください。

管理人のお気に入り

iPhone修理

アイフォンのガラス割れ・液晶交換の修理は「iphone修理のクイック東中野店」まで!

デスクトップ仮想化
通販コールセンター
EC&通販専門のコールセンター会社に、無料で複数の見積が取れる一括見積サイト「EC通販コールセンターナビ」。小コールや短期間でもOK!