興味深い取り組み 3
とはいっても、当の子どもにもその親にも、学校での学年、カリキュラム、"学校学力"、評価などに対する絶対なる信仰が根強くはりついています。
なかなか一朝一夕にはこちらの思うようなフランクな気持ちにはなってくれません。
ぼくの塾の場合、この制度がまがりなりにも軌道に乗るのに、三年ちかくかかりました。
上にスライドするほうは初年度からわりと希望者が出てスムーズにいったのですが、その逆のほうは最初、抵抗が大きかったようです。
でも、一人、二人、三人と、すこしずつ勇気をだして出てくる子がふえるにつれて、〈下の学年にも出るとよくわかる〉ということをすこしずつ理解してくれたようです。
出ている子も、あまり抵抗を感じなくなり、下の学年の子と仲よくなったりして、いまではどちらも抵抗なく定着しつつあります。
たしかに、最初はちょっと抵抗がありそうですよね。