« 2010年10月 | メイン | 2010年12月 »

2010年11月 アーカイブ

仕事・金・家族 1

仕事、金、家族。

どれが欠けても生きていくのがつらくなるから…。

男たちの忘年会は浮かぬ顔が多いが、なぜか隣席の忘年会は飛びっ切り元気がいい。

働き盛りの中年から爺さんとしかいえない搬くちゃな老人や中年のしっかりそうな女性も混じっているから職場の集まりではなさそうだ。

係りの女性に探りを入れると、税理士の先生を囲む忘年会だという。

「郎永漢先生に続く会」と銘打って例年盛大に打ち上げをやる。

いわば、税理士を中心にした"財テクくらぶ"なのだが、毎年いちばん儲けた人が幹事をやり、払いを持つ。

中央の席の税理士は、丸顔のいかにも先生と呼ばれるのが似合いそうな男で、得意満面で挨拶している。

「わたしはこの稼業に入っでもう二〇年たちますが、今年(昭和六二年)ほど興奮し、生きがいを感じた年はありません。

皆さんもさぞご満足と思います。

めでたく幹事長になられた阿部さんは二年間に資産をちょうど五倍にされました。

渡辺さんも念願の二桁に乗せて、大願成就。

ひと華もふた華も咲かせなさいました」。

これは爺さんのことらしい。

みなが爺さんのほうを見て拍手している。

仕事・金・家族 2

「ニケタってなんだ。

……一億、二億、いや一〇億台のことか」「えっ!」、絶句したまま、男たちの席は浮かれた様子の隣の座の熱気にあてられて、ますます意気が上がらない。

「あいつら、どこの国の話をしているのか」この一年ほど、経済の先行きに対する見通しが短期間に目まぐるしく変わって、国民を一喜一憂させたことも珍しい。

(一)まず原油の値下がり、一次産品の下落、そして円高基調で加速された円高デフレのトリプルパンチで日本経済はデフレに向かうかどうか。

(二)次に、不気味に都心から始まった地価の上昇が都心だけにとどまるのかあるいは地方に波及するのか、で判断が分かれた。

東京の国際化、金融都市化、インテリジェントビル化などの需要が都市部の地価高騰の理由だとまことしやかに説明されたが、結局、金余り・過剰融資が地価高騰の最大の原因だったようだ。

(三)そして、天井知らずの株価、地価の高騰の中で、アメリカの双子の赤字を理由に大恐慌がくるかどうか、でまた判断が分かれている。

ニューヨークの株価急落であわや、と世界中がヒヤリとしたが、現在程度の小康状態でこのまま収まるか。

本当に、経済はまさに「生き物」ですからね。なかなか状況を読むのも大変です。

About

2010年11月にブログ「地球に生まれました」に投稿されたすべてのエントリです。新しい順に並んでいます。

前のアーカイブは2010年10月です。

次のアーカイブは2010年12月です。

他にも多くのエントリがあります。メインページアーカイブページも見てください。

管理人のお気に入り

iPhone修理

アイフォンのガラス割れ・液晶交換の修理は「iphone修理のクイック東中野店」まで!

デスクトップ仮想化
通販コールセンター
EC&通販専門のコールセンター会社に、無料で複数の見積が取れる一括見積サイト「EC通販コールセンターナビ」。小コールや短期間でもOK!