ロールプレイ その2

ためしに動物でも草でも木でも、または岩や山でも、何でもいいですから自分の好きなものを選んでそれになりきってみましょう。

まず、体を使ってそれらしくまねしてみます。

次に、目をつぶってその生きものになったと想像してみましょう。

その時どんな動きをしたらよいでしょうか?

どんな気持ちになっているでしょうか?

あなたはキツネです。

真綿のようにやわらかな雪の上をかけまわると、その冷たさが足の裏にじんじんと伝わってきます。

厚い毛皮はあなたを氷のような冷たい風から守ってくれますが、食べものはどこにも見つからず空っぽのお腹はグルグル鳴っています。

ネズミが雪の中をちょこちょこと走りまわるのを見たあなたは、少し歩いては立ち止まり、凍った草の中に鼻をつっこんで、ネズミをつかまえようとすることでしょう。

身も心もすっかりその生きものになりきってしまったならば、それだけその特徴や感情がよくわかるようになります。

言いかえれば、その対象に集中すれば集中するほど、一体感と共感をともなって自然を理解することができるということです。

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